週間アスキー 2006/2/28 「Bluetooth でつながろう」 その2

まず、記事は競合する*1 2 つの 2.4 GHz 帯ワイアレス規格と比較している。比較対象は、コードレス電話の Home RF とワイアレス LAN の 802.11g だ。比較されるブルートゥース*2のバージョンは、一つ前のバージョン 1.2 になっているけど、この記事では基本的にブルートゥースが (・∀・)イイ!的な内容。特集記事なんだから当たり前だけど。
有利な点の一つとして、ブルートゥースにはプロファイルというのがあり「1 対多」の同時接続が可能な点を挙げている。まったくその通りで、実際にいぬちゃんのデスクトップにもブルートゥース機器が常に 5〜6 種類繋がってるのだ。あと、商品電力が少ないこともモバイルに有利な点としている。
しか〜し、それ以外の説明がなんか変だ・・・


2003 年に登場した「バージョン 1.2」では通信距離が約 100m に伸びている。
10 m 以内なら障害物も問題なし。

う〜む。1.1 時代でもすでに 100 m ありました・・・ まあ、そんなことはたいした問題じゃない。そう、現実は甘くないのだ! 100m なんて夢の世界。地平線の見えるような草原でブルートゥース使うなら出来るのかも知れないけど、まあ、30 m 届けばかなりいい方なのだ。そして、さらに厳しい現実が。前にも話したけど、通信できる距離は機器によってクラス分けされていて、規格上 100 m 通信が出来るとされているのは Class 1。しか〜し、そんな機器はとっても少ないのだ。いぬちゃんの持ち物では、PC 側にくっつけるブルートゥースの USB ドングルしかない。まあ、どちらにしても記事は規格同士の比較なんで、紙上の話くらいに思った方がよいと思う。
もっと気になるのが次の障害物についての記述。実際、障害物にはそんなに強くないのだ。こちらは使用感の話なんで、いぬちゃんとしては聞き捨てならない! もちろんめちゃくちゃ弱いわけじゃないけど、他の規格に比べて強いとは全然思えない。。
いぬちゃんの考えでは、こういう記事で持ち上げる過ぎるのはあんまり良くないと思う。

記事を読む → o(^-^)o ワクワク → 実際に買う → _| ̄|○

いぬちゃんが Bluetooth を気に入ってる理由の一つは、たぶん、出来があんまり良くないからだと思うのだ。過度な期待は禁物!
Bluetooth の最も普及してる使い方は「携帯電話+ヘッドセット」だと思うけど、これはあまり問題ない。しかし PC と繋ぐとなると、よく言われる相性とかスタックの種類が・・・ とか、もう問題山積!しかし、それが楽しいw
あ〜、まずい。ブルートゥースを普及させたいのにいぬちゃんは血迷ったか・・・
でもね、みんなが使ってる、そのパソコンだってそんな時期があったのだ。いや、そんなことはどうでもいい。ブルートゥース使ってチョット便利になるだけでとっても楽しいよ! 是非、みんなも試してね!

うう、、、強引だ・・・

あれ、しまった次にも続く。

*1:いぬちゃんは競合してないと思うけど・・・

*2:カタカナで書くと違和感が・・・ でも記事ではカタカナなの